夏の名残 涼を演出していた風鈴片付け 来年は規模を拡大予定/岡山・津山市

歴史・文化 風鈴を片付ける地区住民たち=岡山県津山市、もみじ亭で
風鈴を片付ける地区住民たち=岡山県津山市、もみじ亭で
         

 岡山地方気象台によると連休を開けてから日中の気温が徐々に下がり始め、夏場のような暑さが少しずつ和らぐと予想。岡山県津山市の高田地区では清らかな音色で夏場の涼を演出していた風鈴の片付け作業が始まった。

 11日は上横野の横野滝のそばにあるそうめん流しの店「もみじ亭」で、上横野上町内会や民生児童委員、地域のボランティアが70個を取り外した。風鈴を飾るアイデアは、地区の活性化にと昨年度の高田小学校の6年生が考案。横野和紙の短冊とシールなどでかわいらしくデコレートされた色とりどりの風鈴が来客や地域住民らの目と耳を楽しませていた。

 同町内会の西村好彦会長は「子どもたちの意見のおかげで今までになかった雰囲気と魅力が生まれたように感じた。とても好評で地元も盛り上がり、ありがたく思う。来年は規模を大きくして飾り付けたい」と話していた。現在、高田公民館、高田小学校、旧高田幼稚園にも飾られており、夏の名残を感じさせる。18日に取り外す予定。

夏の名残を感じさせる風鈴=高田公民館で
夏の名残を感じさせる風鈴=高田公民館で


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