岡山県津山市川崎の津山東公民館で24、25の両日、夏休み子ども学習会が開かれ、地域の小学生たちが中高生や大人に教わりながら宿題に取り組んだ。
初日は林田、東、鶴山小学校を中心に児童35人が参加。希望高等学園津山校と林野高校、津山東中学校の生徒、社会人がサポートした。子どもたちは「夏休みの友」やドリルなどを持参し、分からないところを質問するなどして問題を進めていた。児童たちは「分かりやすく教えてもらって、宿題がはかどった」とにっこり。
希望高等学園1年の小川暖士さん(16)は「小学生に教えることは思ったより難しいけど、かみ砕いて伝えるよう工夫し、問題が解けるとうれしい」。林野高校2年の小林大起さん(16)も「小学生と交流し、教えることの楽しさを感じた。この経験を今後の自分の学びに生かしたい」と話していた。