夏山シーズンを迎えた10日、岡山県真庭市蒜山地域の山開き行事が中蒜山麓の塩釜石彫公園(蒜山下福田)であり、山の恵みに感謝を捧げ、登山の安全を祈願した。
蒜山観光協会(石賀幹浩会長)が主催し、関係者約20人が出席。神事が執り行われ、玉ぐしをささげた。石賀会長は「かれんな草花や大パノラマの絶景を多くの方に楽しんでもらいたい」とあいさつ。
続いて「蒜山アルプホルン愛好会」が演奏。新緑の峰をバックに「アメイジンググレイス」などの曲で柔らかな優しい音色を響かせ、今季の開幕を祝った。
同地域では、下蒜山(1100メートル)、中蒜山(1123メートル)、上蒜山(1202メートル)の蒜山三座と高原西部の三平山(1010メートル)が家族連れら初心者にも人気が高く、同協会によると例年約5万人が訪れるという。
