第14回「みまさかバレンタイン愛の美術展」(美作市教委主催)が13日、岡山県美作市江見の作東美術館で始まり、公募による洋画や日本画など多彩な力作に来場者が見入っている。22日まで。
県内外の愛好家らが応募した118点を展示。自然やまちの風景、人物、動物などを題材に、巧みな筆遣いで表現した個性豊かな力作が並ぶ。小・中学生の部では、漫画風イラストや擬人化した動物の作品など、自由な発想と色彩感覚あふれる力作が目を引いている。
金賞には、鏡野町の牧野智子さんの油彩画「通りもの」が選ばれた。表情の見えない人間と動物が行き交う抽象画で、審査員は「個の人間と群れをなす動物、それぞれの動きやスピード、互いに干渉しない心理的な距離感が、抑制のきいた色調と多様な筆致で見事に作品化された秀作」と講評した。
主な受賞者は次の通り。(敬称略)
【一般の部】
▽金賞=牧野智子(鏡野町)「通りもの」
▽バレンタイン賞=佐藤信幸(岡山市)「野に咲く」、辻裕子(岡山市)「vacances」、小林芳美(津山市)「寂」、天野絢弥子(真庭市)「共に生きる」
▽みまさか賞=松下育子(真庭市)「ロマン」、山本賀弘(岡山市)「受発色・紅葉」、中西孝子(岡山市)「花咲く森」、矢内早由紀(岡山市)「若葉雨」、鷹取さおり(奈義町)「車曳」、柳澤董花(美作市)「三星城合戦」、國米あけみ(津山市)「雪花舞う滝尾駅」、武村優希(津山市)「やさしい終わり」
【小・中学生の部】
▽金賞=石井那奈(美作市)「大原宿 今昔」、橋本翠(美作市)「HIPHOPを踊っている女の子」、尾高孝樹(美作市)「伝説のキノコ&ドラゴン」
午前10時~午後4時半(入館は4時まで)。最終日は午後3時まで。入館無料。月曜休館。
