第34回「児童・生徒木工工作コンクール美作地区大会」に出展された作品の展示が、岡山県真庭市三田の勝山木材ふれあい会館で始まり、杉やヒノキを使った子どもたちの創意を凝らした力作が来館者の目を楽しませている。11月10日まで。
美作木材青壮年経営者協議会が、美作地域10市町村の小中学校を対象に木工作品を募集し、今回は小学校計34校から寄せられた135点を展示した。
端材を組み合わせたドールハウスをはじめ、木目が美しいいすや棚などの家具、ピンボールや将棋盤といった玩具など多彩な作品が並ぶ。薄い木くずで犬のふわふわな毛を表現した模型や樹皮を甲羅に見立てたカブトムシなどもあり、創意を凝らした作品に来場者が感心した様子で見入っている。
同協議会では「子どもたちが懸命に作った多種多様な作品を楽しんでほしい」と話している。
木材への関心を通して豊かな心を育てる「木育活動」の一環として実施している。
