城東重要伝統的建造物群保存地区をテーマに、津山市生涯学習講座「大人の社会見学第2弾」が22日、同地区の旧出雲街道一帯で開かれ、市民16人が江戸時代の風情をよくのこすまちの特徴などについて見識を深めた。
城東観光駐車場で平岡正宏文化課課長から、津山城築城とそれに伴う城東地域の成り立ちについて説明を受け出発。1・2キロの区間を隅々まで散策した。箕作阮甫旧宅などの町家を訪ね、当時の家屋の入口は1・8メートル以下で低いことや、うだつ、なまこ壁などの解説に耳を傾けた。
新野東の影山もと江さん(73)は「歴史が好きで、楽しみにしていた。実際に見て学べるのがいいですね」と話していた。
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箕作阮甫旧宅と和蘭堂(城東観光案内所)前で説明を受ける参加者
大人の社会見学