第38回津山朝日新聞社盾争奪ソフトボール女子大会(津山朝日新聞社主催、津山ソフトボール協会主管)は28日、岡山県津山市勝部の津山スポーツセンター小野球場で開かれた。出場資格を中学生以上に変更後2回目の大会で、中学生の1チームを含む3チームが白熱した試合を繰り広げ、グリーンベルトが3年連続で女王の座に輝いた。
グリーンベルトと美作ファンキーズ、津山東・北陵・久米中連合の津山クラブがリーグ戦で競った。1試合目の津山クラブー美作ファンキーズ戦は、津山クラブが7ー6で接戦を制した。第2試合のグリーンベルトー美作ファンキーズ戦はグリーンベルトが4ー2で快勝。
第3試合の津山クラブーグリーンベルト戦が事実上の決勝戦となった。グリーンベルトは初回から安定した試合運びで好機を生かし3点を先制。積極的に盗塁するなど攻めの姿勢を貫き、3回までに計6点を奪った。投手の好投と堅い守備で津山クラブに反撃の隙を与えず、6ー0で貫録勝ちした。
閉会式では、本社から優勝チームに楯と副賞を贈って健闘をたたえ、閉幕した。
グリーンベルト二宮宏之監督の話
「熱中症になる選手もなく、けがもなかった。中学生チームに参考になるようなプレーを心掛けた。いろんな人が楽しめる大会に育ってほしい」と話した。