食育に興味を持ってもらおうと、「みまっぱ子ども食堂」(美作大学主催)が14日、同大学(岡山県津山市北園町)で初開催され、参加者は学生たちと一緒に調理体験を楽しんだ。来年2月まで毎月実施する。
小学1〜3年が対象で、子どもと保護者計63人が参加。食の楽しさや食べることの大切さを伝えようと、住吉友香助教とゼミ生の食物学科4年7人が中心となって企画した。
この日は手作りピザ体験を実施。子どもたちは学生たちがあらかじめ準備した生地を伸ばし、ソーセージやピーマン、コーン、オクラ、ツナなどの具材を思い思いにトッピングしてオーブンで焼いた。焼き上がるまでは、NPO法人CHIGAYAの山本愛也さんの協力で、野菜の切れ端を使ったスタンプ作りを満喫した。
香ばしい香りとともにピザが焼き上がると、早速みんなで味わい、「もちもちしておいしい」と歓声が上がった。
南小6年の日下菜穂子さんと妹で1年の優衣子さんは「苦手なものでもピザにしたらとてもおいしく感じた。家でもピザを作ってみたい」と話していた。