岡山県津山市が新型コロナウイルス感染拡大の影響で帰省を自粛している学生に津山産品などの物資を無償提供する事業は、市ビジネス農林業推進室によると申請者への送付・引き渡し作業が完了した。
申請は6月7日に締め切り、大学生や専門学校生計950人の申し込みがあった。市内出身の市外在住者374人には19日に郵送し、市外出身の市内在住者576人には、22〜25日に職員が在学先に持って行き、直接手渡すなどした。
支援物資は、主に市内で栽培された農作物やその加工品で、JA晴れの国岡山などから購入。1箱に、米(2キロ)やパスタ(2食入り)、ホットケーキミックス(150グラム)、ラーメン(2食入り)など計8品目、約5000円相当を入れた。
総事業費は、送料や箱代も含めて約960万円だった。
アルバイトの収入が減って貯金を崩しながら生活しているという美作大学社会福祉学科4年生の森脇優さんは「お米は購入していたので、無償でもらえてありがたい。津山産品を知る機会にもなる」と話していた。
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学生に津山産品などの支援物資を贈る市職員=美作大学・同短期大学部で
大学生に支援物資/岡山・津山市
- 2020年6月27日
- 教育・保育・学校