大学生らが津山市役所の企画業務を体験する「ミッションインターンシップ」で、考えた案のプレゼンテーションが15日、山下の雇用労働センターで行われた。
男女5人が参加。帰郷する若年層が不足している中、津山圏域での就職を支援する「就活学生登録」の現状を10日から平日4日間をかけて分析し、課題の解決策を市の幹部職員に被露した。
学生と直接マッチングしようとする企業が少ないことから、7割以上が子どもの就職先に関心を示す親にアプローチした方が良いと提案。学生登録のフォーマットは記入箇所が多過ぎる上、スマホで扱いやすくしてほしいとしたほか、「仕事の幅が狭そう」「福利厚生がなさそう」といった悪いイメージを払拭しなければならないなどと指摘していた。
市内出身の鳥取大学3年生・志茂春菜さん(21)は「あまり知らなかった津山地域について調べる機会になった。課題を見つける視点を仕事に生かしたい」と話した。
市仕事・移住支援室が、地域内での就職増を図ろうと4年前から実施している。
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考えた課題の解決策を被露する大学生
大学生らが津山市役所の企画業務を体験する「ミッションインターンシップ」で、考えた案のプレゼンテーションが行われる
- 2020年9月16日
- 教育・保育・学校