大日如来・不動明王など色鮮やかに 仏画教室作品展 荘厳な雰囲気の中意欲作並ぶ/岡山・津山市

芸術 教室生それぞれの個性がにじみ出る仏画
教室生それぞれの個性がにじみ出る仏画
         

 愛染寺で毎月開催している仏画教室の作品展が20日、岡山県津山市西寺町の同寺で始まり、色鮮やかに彩色された教室生たちの力作に参拝者たちが見入っている。29日まで。

 美咲町に住む講師・押目秀威さんに教わっている20人が描いた「大日如来」「不動明王」「阿弥陀如来」など約70点が客殿にずらり。 色の付け方や筆の運びに各自の個性がにじみ出ており趣深い。このほか、金粉で神々しさを表現した意欲作や15人による合作「十三佛」もあり、静かで荘厳な雰囲気に包まれる室内を訪れた人たちは、一点一点に向き合い、心を穏やかにして過ごしている。

 会期中は筆ペンや色鉛筆で仏画を塗る体験を無料で実施している。豊福晃正住職は「見るだけでなく、実際に書いてみて、そのおもしろさを感じてもらえたら。宗派に関係なく誰でも気軽に来てほしい」とPRしている。

 教室は1、8月を除く毎週第2土曜日に開かれている。受講料は月1500円。
 問い合わせは、同寺(TEL:0868-22-3059)。

教室生の仏画が並ぶ室内
教室生の仏画が並ぶ室内


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