真庭市余野下の大津神社付近の目木川で、氏子らが水ごりをし、冷たい清流で身を清めて新年を迎えた。
雪が降る中、頭に鉢巻きを巻いた12〜49歳のふんどし姿の男性7人が約20人の住民らに見守られながら、宮司と一緒にかがり火がたかれた河原から川へ入り、澄んだ水中に身を沈めた。
30日から続く寒波の影響で気温はマイナス4度、水温は例年よりかなり低め。冷たさに耐えながら約5分間、合掌して祈る姿を初詣に訪れた参拝者らが写真に収めていた。
水ごりをした米来小学校6年の中野空良君(12)は「新型コロナウイルスが落ち着き、今年生まれた妹が元気に育つように、家族の安全を祈った」と話した。
大津神社(真庭市)の目木川で氏子らが水ごり
- 2021年1月4日
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