県は30日、県内全域にO157など腸管出血性大腸菌感染症の注意報を発令した。 今月の県内の発生が10人となり、発令基準に達した。県健康推進課によると、県内の今年の患者数はこれまで24人。大腸菌の種類はO157が15人と半数以上を占め、O26とO103が各3人、不明が3人。 近く啓発チラシ4万5000枚を各自治体などに配布する予定で▽食事や調理前の手洗い▽まな板など調理器具の洗浄消毒▽生鮮食品の10度以下での保管▽食肉の十分な加熱―など予防の徹底を呼びかけている。