大舞台での快挙称え 市役所で報告会 喜びやこれからの抱負語る/岡山・津山市

行政・公共 全国、国際大会で快挙を達成した選手3人=岡山県津山市で
全国、国際大会で快挙を達成した選手3人=岡山県津山市で
         

 高等専門学校の全国体育大会や柔道の国際大会で優勝、準優勝を果たした選手3人の報告会が16日、岡山県津山市山北の市役所で開かれ、谷口圭三市長が大舞台での快挙を称えた。

 来庁したのは第60回「全国高等専門学校体育大会」の陸上男子400メートル走で48秒18の記録を出して優勝し、200メートル走で3位の成績を収めた津山高専4年・横内倖太選手(18)、同大会の柔道女子57キロ級で準優勝した同高専3年・根本菜羽選手(17)、2025年「日本ベテランズ国際柔道大会(第19回日本マスターズ柔道大会)」の男子柔道85歳以上60㌔以下級で優勝した福岡道場の石本知也選手(86)=横山=。

 昨年に続いて2度目の優勝を飾った横内選手は「周囲の選手が成長していてプレッシャーを感じつつも、勝ち抜けてよかった。3度目の優勝を目指し、努力する」。根本さんは「やはり負けて悔しく思う。次は優勝できるように頑張りたい」。今回で8回目の出場、5回目の優勝の石本さんは「柔道は高齢者の健康維持と子どもたちの情操教育にも貢献できるスポーツと考えている。経験者は指導者として残ってほしいし、子どもたちもぜひ経験してもらいたい。これからも道場を支え、競技人口を増やしていけるように励んでいきたい」と喜びとこれからの抱負を語った。

 谷口市長は「すばらしい努力の結果。さらなる高みを目指し、コンディションを整えて次の試合に臨んでほしい」「この活躍と積み重ねてきた努力は人生のすばらしい糧になる」「道場を支え、後進の育成に励みたいという言葉を聞けてうれしく思います。これからもよろしくお願いします」などとそれぞれに声をかけ、今までの努力を称賛した。

谷口市長に大会の結果を報告する石本さん
谷口市長に大会の結果を報告する石本さん


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