大谷書道教室(梅川彬象代表)の展示会「般若心経276人の祈り」がまちの駅城西浪漫館2階=岡山県津山市=で開かれ、コロナ禍収束の願いを込めた写経の共同作品などに来場者が見入っている。10日まで。
共同作は、教室生約100人とその家族ら老若男女が般若心経を1文字ずつはがき大の画仙紙に書き、縦横1.5メートルの赤い台紙に張って余白に「祈」の字を浮かび上げている。
このほか平家物語の一節や「夢を見るから人生は輝く」とのモーツァルトの言葉の書作、教室の小中学生たちの伸びやかな習字も並ぶ。
梅川代表は「般若心経は約2カ月をかけた労作で、コロナ収束への思いを託した一人ひとりの文字の力を感じてもらえたら」と話している。
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写経の大作に見入る来場者
大谷書道教室(北園町、梅川彬象代表)の展示会「般若心経276人の祈り」、田町のまちの駅城西浪漫館2階で/岡山・津山市
- 2020年8月8日
- イベント