奈義町と岡山弁護士会災害時協定締結

行政・公共 協定書を交わす則武会長(左)と奥町長
協定書を交わす則武会長(左)と奥町長
         

 岡山弁護士会(則武透会長)と奈義町は4日、災害時の法律相談業務などに関する協定を結んだ。
 主な協定内容は、大規模災害の発生時、町の要請に応じて会員弁護士を避難所などに派遣し、被災者に対する無料法律相談を実施。状況に応じて家屋損壊などによる災害ADR(災害に起因する裁判外紛争解決手続き)も仲介する。また平時の職員研修や町民向けの災害時研修にも講師を派遣。
 豊沢の町役場で行われた締結式で、奥正親町長と則武会長が協定書を交わした。
 奥町長は「近年は各地で災害が頻発しており、いつ被害に遭うか分からない。有事の備えとしてとても心強い」、則武会長は「3年前の西日本豪雨で深刻な被害が出た倉敷市真備では、民間同士のトラブルにも対処した。いざという時、弁護士にできることを考えながら協力していきたい」と述べた。
 岡山弁護士会は同日現在、会員数405人。これまで同様の協定を津山、真庭市、鏡野町など20市町と締結している。

協定書を交わす則武会長(左)と奥町長


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