奈義町と環太平洋大学(岡山市)は2日、包括連携協定を結んだ。地域振興や人材育成の取り組みを通じ、相互の発展を目指す。
協定の連携事項は▽地域文化の振興▽相互の教育及び人材の育成▽地域の産業・観光の振興▽地域の健康福祉及び子育て支援▽ソサイエティ5・0及びSDGs/ESDの推進▽多様な人材の活躍推進▽施設の相互利用―を明記。具体的な内容は順次検討するが、手始めに今月下旬から町役場でインターンシップの学生を受入れる。
同大学で行われた締結式で、大橋節子学長と奥正親町長が協定書を交わした。
奥町長は「大学生が来るだけで町が元気になる。フィールドワークなどのために滞在施設も整備しており、インターンシップや教育実習の受け入れ、イベントへの参加も進めたい。要望の出生率の調査研究にも協力する」。
大橋学長は「奈義町は高い出生率、なぎビーフをはじめ多くの魅力がある。学生、教職員とも情報共有し、町の振興のために何ができるかしっかりと考えていきたい」と述べた。
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協定書を交わした大橋学長(右)と奥町長
奈義町と環太平洋大学 包括連携協定を結んだ
- 2022年8月10日
- 行政・公共