美作市湯郷の「とおと窯」による新作展が奈義町高円のそばカフェ・木楽ギャラリーで開かれ、多彩な味わいの食器などが来場者の人気を集めている。27日まで。
陶芸家・尾高美紀さん(55)と主宰の教室で創作を楽しむ美作、津山市などの女性愛好家4人が先月末に窯出ししたばかりの約200点を出展。
織部風の緑釉が美しいどんぶりやそばつゆ入れ、白い粉引きのコーヒーカップ、水玉模様をあしらった茶わんといった生活雑器が並ぶほか、疫病を退散させるという伝説の妖怪「アマビエ」のユニークな置き物もあり、訪れた人たちは手にとるなどして見入っている。
尾高さんは「女性たちが主婦目線で普段使いにいい器を創作した。新型コロナ収束祈願のアマビエは愛らしい感じに仕上げている」とPR。
午前11時〜午後4時。月・火曜日定休。
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多彩な器に見入る来場者
奈義町高円のそばカフェで、美作市湯郷の「とおと窯」による新作展
- 2020年9月8日
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