「夏休みの自然教室」の第1回が23日、奈義町柿のなぎビカリアミュージアム周辺で開かれた。美作地区の小中学生と保護者ら約60人は植物・昆虫教室に参加し、自然と触れ合いながら観察や採集を行った。
昆虫教室では、子どもたちは山や池、湿地のある野原で、キイトトンボやショウリョウバッタなどを捕まえ、観察。講師から捕まえ方や生態、標本にする方法などについて学習し、参加者は熱心に話を聞いていた。
東小学校2年の下山蓮太郎くん(8)と凛太郎くん(8)は「バッタをたくさん捕まえた」「今度はノコギリクワガタやカブトムシを捕まえたいな」と話していた。
教室は夏休みの自由研究を応援したいと、美作教育会館が毎年恒例で開催。岩石教室は川の増水で危険なため中止となった。第2回8月6日に大手町の同会館で採集した標本の名前調べや分類を行う。第1回に未参加でも受講可能。
奈義町 夏休みの自然教室