鏡野町は4日、2019年に就農した同町奥津の難波直子さん(27)に新規就農者奨励金を贈った。
難波さんは、酪農の教育訓練学校を卒業後、吉備中央町で畜産を経験し、祖父が創業した和牛の牧場に勤務している。親牛を6頭飼育しており、15頭ほどに増やすのが将来の目標という。
交付式が同町竹田の町役場であり、山崎親男町長から目録を受け取った難波さんは「規模は小さいが、購買者に喜んでもらえるように愛情を込めて育てたい」と意気込みを語っていた。
3年間で支給する町補助金100万円のうちの初年度分など計45万円を贈呈した。奨励金事業は05年に始め、難波さんを含め24人に交付した。
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2019年に就農した難波さん
奥津の難波直子さん(27)へ新規就農者奨励金