第16回「かがみのマラソン&ウオーキング大会」(鏡野町、同町教委主催)が、奥津箱パーク=岡山県鏡野町箱=を発着点に開かれ、各地から集まったランナーが、奥津湖周辺の景色を満喫しながら駆け抜けた。
町民らの健康増進を図り開催している恒例の大会で、未就学児からお年寄りまで約621人が参加。選手は男女別、年代別に分かれて、ハーフ(約20キロ)、約10キロコース、約3キロコースを走ったほか、親子連れらが約4キロのコースを歩いた。
また、アトランタ五輪や世界陸上などで活躍したマラソンランナーで、スポーツコメンテーターの千葉真子さんがゲストランナーとして参加。スタート前の選手たちに「体を伸ばし、筋肉と心をほぐして、リラックス」などと声をかけ、声援を送っていた。
毎回参加しているという倉敷第一中3年の葛原将大君(14)は「天候に恵まれ、とても快適に走れた。受験前に息抜きになったと思う。すっきりした気持ちで勉強に打ち込むことができそう」と笑顔で話していた。