女性活躍推進に取り組む意義や有用性を伝える「女性活躍推進セミナー」/ 岡山県津山市

　女性活躍推進セミナー（岡山労働局、津山市主催）が１０日、岡山県津山市山下の津山圏域雇用労働センターで開かれた。昨年７月に同局と市が締結した市雇用対策協定に基づく事業として実施した。
　女性活躍推進に取り組む意義や有用性を伝える目的で開催。市内事業所の人事や労務管理担当者、会社代表者を対象とし、１８事業所から２６人が参加した。
　つなぐ社会保険労務士法人代表社員の森永陽子さんが、多様な働き方とその環境整備やサポート経営、離職率低下に有効な女性の働き方などについて講演した。続いて、先進取り組み企業として勝山組（岡山県津山市上河原）の事例発表が行われた。同社は昨年８月に、県北初の「えるぼし認定」企業になっており、女性の就職率が低い業界でも性別に関わらず活躍できる場や能力を発揮できる環境づくりを心がけている。参加者は講演や事例発表に熱心に耳を傾け、知識を深めていた。