子どもすっぽり? 児童が巨大シャボン玉に挑戦 夏休みの自由研究に出前講座/岡山・津山市

教育・保育・学校 巨大なシャボン玉づくりに挑戦する児童
巨大なシャボン玉づくりに挑戦する児童=岡山県津山市で
         

 夏休みの自由研究に向けた出前講座が13日、岡山県津山市の成名小学校で開かれ、3〜6年生35人が巨大なシャボン玉づくりを通して、研究の手順やまとめ方などを教わった。

 子どもたちに科学に親しんでもらおうと、地元の陶芸家の奥田福泰さん(71)が企画。「身長120センチの子どもがすっぽり入るシャボン玉づくり」に挑戦した。

 針金や毛糸でできた直径が異なる3種類の輪っかを準備。奥田さんは「常に成功するとは限らないので、実験を何度か繰り返して結果を記録しよう」とアドバイスし、児童はシャボン玉液の入ったたらいに浸して実践した。子どもの等身大パネルを包み込むと歓声が上がった。最後に「他人が見た時にわかりやすくまとめるように意識したり、材料の種類や分量を変えて試したりするのも大切」と伝えた。

 6年の園山栞奈さんは「実験の進め方やレポートのまとめ方がとても勉強になったので、参考にしたい」と話した。


>津山・岡山県北の今を読むなら

津山・岡山県北の今を読むなら

岡山県北(津山市、真庭市、美作市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町、新庄村、西粟倉村)を中心に日刊発行している夕刊紙です。 津山朝日新聞は、感動あふれる紙面を作り、人々が幸せな笑顔と希望に満ちた生活を過ごせるように東奔西走し、地域の活性化へ微力を尽くしております。

CTR IMG