子どもが講師を務める「パソコンやゲームの先生体験」が31日、川崎の津山東公民館で初めて開かれた。市内の小中学生7人が操作を教えながら、参加者たちと交流を深めた。
大人とのコミュニケーション能力を高めてもらおうと同公民館が企画した。40~60代の4人が受講生として参加。パソコンツールのWordで文章やレイアウト作成を学び、回覧板や桜のイラストを添えたはがきを完成させた。
子どもたちは事前に行った講習で学んでおり、慣れた様子でキーボードの文字の配列や画像の添付の仕方などを的確に伝えていた。その後、一緒にクロスワードといったゲームを楽しんだ。
パソコンはほとんど使っていないという古山浩子さん(67)=勝央町畑屋=は「自分に合わせて教えてくれたのでよく理解できた。家でも練習をして続けたい」、津山東中1年の小林大起君(13)は「操作手順を理解していても、教えるのは簡単でないとわかった。上手に伝えられるように勉強していきたい」と話した。
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パソコンの操作を教える小中学生たち
子どもが講師を務める「パソコンやゲームの先生体験」が川崎の津山東公民館で初めて開かれた
- 2021年4月2日
- 教育・保育・学校