岡山県津山市川崎の石川学習塾が久米郡森林組合から、長年にわたり木育活動に貢献したとして、通常総代会で感謝状を授与された。「ありがたい。一人でも多くの子どもたちに、自然の豊かさを知ってもらうことが願い」と石川富民塾長(73)は話す。
同塾は小学校高学年から高校生までを対象とした学習塾でありながら、約40年間にわたり自然に親しむ「アドベンチャー活動」に月1〜2回取り組んでいる。1999年から同森林組合のおかやま共生の森・柵原の里山保全事業に年に2回、小学校5、6年生の塾生が参加。間伐やシイタケ原木の植菌、丸太のプレイパークづくりなどを行っている。
「自然にふれることは生きる力につながる。野山や動植物とふれ合い、豊かな心を育んでほしい」。