「子どもプログラミング教室」(市教委主催)が7日、山下の津山文化センターで開かれ、小学生の親子連れら20組が参加し、ゲーム製作などを楽しみながら学んだ。
パソコン教室を開いている企業「レプタイル」(田町)の社員が講師を務めた。プログラミング言語を視覚的に分かりやすくし、直観的に操作できるソフト「Viscuit(ビスケット)」と「Scratch(スクラッチ)」を利用して、作成の手順やプログラミングの仕組みを解説した。
1〜3年生までの子どもが集まる教室では「もぐらたたきゲーム」を作った。画面上に映るモグラの画像が自動で動くように、子どもたちはプログラムを入力する手順を考え、講師や保護者のアドバイを受けながらタッチパネル式のパソコンを扱った。真剣な表情で取り組んでいた子どもらは完成すると笑顔になり、「やった」と歓声を上げた。
授業に先立ちインターネットの講習会があり、使い方やマナーについて学んだ。向陽小2年の餅原優望君(8)は「お父さんと一緒に作った。思ったよりも簡単に出来て楽しかった」と話した。
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プログラミングを楽しんでいる親子