美作大学=岡山県津山市=のボランティアサークル「HOPES」が、津山市の就労継続支援B型事業所「らくがき」で開かれた子ども食堂で、調理や交流活動を行った。
両者が連携して行う子ども食堂は昨年12月から始まり、今回で3回目。この日はらくがきに集まった食材を使って学生4人が焼きそばを作り、近隣の小学生12人に提供した。
学生たちは子どもたちと会話をしながら調理。でき立てを味わった子どもたちからは「おいしい」「ありがとう」といった声が聞かれ、交流のひと時を楽しんだ。
HOPESは、NPO法人と連携したひとり親家庭への支援、市の福祉事務所と連携した子ども食堂の運営など、地域とのつながりを大切にした活動に取り組んでいる。代表の秋山珠利さん(社会福祉学科4年、香川県出身)は「今後は子ども食堂以外の活動にも積極的に取り組んでいきたい」と話した。