美作県民局(岡山県津山市山下)は7日、河辺のイオン津山店で県が少子化対策の一環として展開する「こどもまんなかマナーアップ県民運動」啓発活動を行った。
同運動は地域全体で子育てを応援する機運を高めようという初の試みで、来年2月末まで実施。
同局職員や美作大学の学生ら6人が参加し、買い物客らに「子育ての応援にご協力をお願いします」などと声かけしながら▽バスや鉄道で乳幼児を連れた乗客に席を譲る▽階段や段差などでベビーカーの移動介助を行う―といったサポート例が書かれたリーフレットなど啓発グッズ約150セットを配布した。
同活動に参加した同大児童学科1年・亀田莉衣菜さん(19)は「この活動を機に視野を広げることができた。思いやりの心を持ち、やさしい社会になるよう意識を高めたい」と前向きに話した。
同運動はこども家庭庁が定める「秋のこどもまんなか月間」(11月)に合わせてスタートし、子どもや子育て世帯に対する手助けなどのサポート活動を県内全体に広げていく取り組み。
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