岡山県津山市のPTA連合会は22日、市内35小中学校の教育環境の向上、充実を求める要望書を市と市教委に提出した。
内容は▽非常勤講師や学校支援員らの増員、継続的な配置▽特別教室へのエアコン設置▽校地内の通信環境の改善、教職員へのタブレット配布▽危険箇所の防犯カメラや街灯設置─などの7項目。
須江庸司会長(鶴山小学校PTA会長)ら役員5人が山北の市役所を訪問。「子どもたちが学びやすい環境になるよう、力添えをお願いします」と谷口圭三市長らに手渡した。
谷口市長は「教員が子どもたちにじっくりと向き合える環境づくりを目指していく」、有本明彦教育長は「地域や家庭と手を取り合い、実態把握をしながら進めていきたい」と話した。