岡山県美作地域の高校9校で1日、本年度卒業式があり、生徒たちが3年間の思い出や新たな志を胸に学びやを巣立った。
津山東高校=津山市林田=は188人(普通科114人、食物調理科36人、看護科38人)が卒業、専攻科26人が修了。体育館で式が開かれ、保護者や在校生、来賓らの拍手に迎えられて入場した。
安東幸信校長が各科の代表者に卒業証書を授与し「学校で培った忍耐力、工夫する力、仲間と協力する力は必ず今後の社会に生かすことができる。東高精神を胸に、次のステージで歩みを進めてほしい」とはなむけの言葉を贈った。
在校生を代表して桑田侑弥さんが「さまざまな場面で私たちは先輩方の姿から多くのことを学び、成長できた」と送辞。これを受け、卒業生代表の芦田遥さんが「津山東高校やその周りの地域に恩返しできるよう、高校生活での経験を糧にそれぞれの場所で努力し続けたい」。専攻科代表の齋藤一葉さんが「自己研さんを続け、地域に貢献できる看護師になりたい」とそれぞれ答辞を述べた。
高校最後の校歌を歌った後、生徒たちは拍手で見送られ、笑顔と涙で会場を後にした。
勝山高校の蒜山校地はきょう(3日)実施した。
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