来たれ「議会アンバサダー」 町議会が大学・高校に募集ポスター 「学生ならではの発想で提言を」/岡山・美咲町

行政・公共 美作高校の早瀬校長にポスターを手渡す松島議長(右から2人目)
美作高校の早瀬校長にポスターを手渡す松島議長(右から2人目)=岡山県津山市で
         

 岡山県久米郡美咲町議会は、広報や政策への助言・提言、情報発信を行う「議会アンバサダー」の募集ポスターを作製し、SDGsパートナーシップ包括協定を結ぶ同県津山市の美作大学・同短期大学部、美作高校に贈った。

 同議会は昨年、生徒、学生の学びと取り組みを議会活動に反映させようと、全国的にも先進的と評価される「議会アンバサダー」制度を度設けた。これまでに美作大と岡山大の26人、美作高の20人を委嘱している。

 ポスター(A1判)を作ったのは昨年度に続いて2回目。「とびだせ!ジブン」と大書きし、5月の意見交換会で委嘱した議会アンバサダーたちの写真を載せている。

 美作高では、松島啓議長が「SNSなどを使って情報発信し、高校生ならではの発想で提言をお願いしたい」とあいさつし、早瀬直紀校長に手渡した。早瀬校長は「生徒たちにもさまざまな意見があり、活動をさらに広めていきたい。美作地域の発展のため、活動を通じた成長を期待する」と述べた。

 引き続き、同大を訪問し、鵜﨑実学長に贈った。ポスターは学園祭などの各種行事でPRできるよう、校内に掲示される。


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