安倍晋三元首相の国葬に合わせて庁舎に半旗

行政・公共
         

安倍晋三元首相の国葬に合わせ、津山市は27日、庁舎に半旗を掲揚し、弔意を示した。「葬儀を国葬という形で営むとした国の判断を尊重した」としている。
 市によると、半旗の掲揚は本庁、各支所、出張所で午前8時半から午後5時15分まで行い、その他の市有施設などでは実施しない。また、市立小・中学校については市長部局、市教委からも掲揚やその他の対応を指示しないこととしおり、掲揚状況の確認も行わない。職員の黙とうについては各々の自主性に任せるとしている。
 記帳所は設けず、希望者があれば本庁3階の総務課、各支所・出張所の市民窓口課に芳名帳を用意しており、受け付けている。30日まで。
 この日は山下の美作県民局も半旗を掲げた。
 国葬について市内の男性(75)は「税金を使い過ぎているのではないか。国会議員たちがそれぞれ出し合うようにすれば、反対意見も少なくなったように思う」。一方、女性(73)は「元総理は外交面で尽力し、日本が各国との関係を深めていくのに大切な役割を担っていた。優しそうな人柄も好きだったし、亡くなったことがいまだに信じられない」と話していた。


津山市役所に掲げられた半旗


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