アマチュア市民オーケストラ・津山交響楽団は、21日に岡山県津山市新魚町のベルフォーレ津山で開く第12回定期演奏会に向け、仕上げに熱を入れている。
団員は大学生から70代まで36人。今年1月ごろから福南公民館=押渕=に週1度集まり、披露するドボルザークの「交響曲第9番 新世界より」をはじめ、軽快なサウンドが特徴の「セビリアの理髪師」、ゆったりとしたテンポの「ジークフリート牧歌」の練習に励む。
12日に山下の津山文化センター展示ホールであった練習では、常任指揮者の萩原勇一さんから音程やリズムについてアドバイスを受けながら、曲の世界観を表現していた。
和田政隆代表(70)=美作市巨勢=は「日を追うごとに個人の技術も上達している。“津響”の息の合ったアンサンブルを楽しんでもらいたい」と話している。
当日はゲストコンサートマスターに津山ゆかりのバイオリニスト・入江洋文さん=倉敷市=を迎え、団員の友人を含め約50人が出演。
午後1時半開場、2時開演。入場料は一般1000円、高校生以下500円、全席自由。チケットはベルフォーレ津山、ヨシダミュージック、津山文化センターで取り扱い中。