羽根付きのボールをゴルフクラブで打つターゲットバードゴルフ(TBG)の第12回「全国ふれあい大会」(津山市TBG協会主催)が13日、岡山県津山市の専用ゴルフ場日本原コースで開かれ、全国の愛好家たちが実力を競いながら交流を深めた。
技術の向上と健康増進を図ろうと開催している恒例の大会。この日はあいにくの雨にもかかわらず、50~80代の120人が参加し、3人1組で18ホールをまわって打数を競い合った。選手たちはコース周辺の桜の花を散らす強い風と雨を物ともせず、かご型のホールを目がけてシャトルボールを打ち込み、見事に入ると「ナイスショット」と声をかけ合うなどして、はつらつとプレーを楽しんでいた。
「状況に応じた判断が求められ、一筋縄ではいかいない奥深さがこの競技の魅力」と語る愛媛県の小笠原せつ子さん(63)。「試合を通してさまざまな人と出会い、友人も増えてとても満喫している。来年も参加したい」と笑顔で話していた。
TBGは埼玉県のゴルフ愛好家の発案によって1985年に誕生。ゴルフのプレーを簡略化させたことで手軽に楽しめ、全国で親しまれている。
