新入社員教育講座(津山広域事務組合など主催)が17、18の両日、岡山県津山市の津山圏域雇用労働センターで開かれ、美作圏域内の企業に今春就職した計119人が社会人としての心構えや実践的なビジネスマナーを学んだ。
恒例の講座で、18日は19社の新人63人が真新しいスーツや制服姿で受講。講師のコンサルタントネットワーク(岡山市)人材育成チーフ・プロデューサー・本田祐実さんが、あいさつや会話の仕方から説明した。
「口角を上げた表情ではきはきしゃべり、きびきび行動することを心掛けて。コミュニケーションは相手から話しかけてもらいやすい表情や雰囲気をつくることで円滑になる」とアドバイス。続いて3、4人1組になり、それぞれ1分間で自己紹介を練習した。
この後、おじぎの仕方、法令順守意識の重要性、指示の受け方、電話応対、チームワークの大切さなどについても説明し、新人たちは熱心に耳を傾けていた。
モランボンプロダクツの小松奈々美さん(18)=真庭市湯原温泉=は「コミュニケーションの大切さなど細やかに学ぶことができてよかった。これから接する上司や先輩方に敬意を払いかわいがってもらえるような人になりたい」と前向きだった。
