津山青年会議所(津山JC)が6月1日に岡山県津山市の城下スクエアで行うペットボトルキャップアート事業「キャップでつくろう!みんなの津山城」に向けて23日、沖縄県・宮古島市から約1万5千個のペットボトルキャップが届けられた。
協力したのは、津山JCと姉妹JC締結関係にある宮古青年会議所(宮古JC)と、宮古島市立平良第一小学校の児童たち。
宮古JCの比嘉正樹理事長は、津山JCが4月ごろから進めてきたキャップアートの取り組みを知り、「津山のまちづくりに協力を」とメンバーや平良第一小に呼びかけ、これを受けた同校の児童556人が9,407個のキャップを回収。宮古JCのメンバーが集めたものと合わせ、約1万5千個が海を越えて、津山に到着した。
津山JCの岡孝男理事長は「津山と宮古島、両市の青年会議所は長年にわたって交流を続けてきた。今回のように子どもたちを通じて未来へとつながる関係が築かれていることを、非常にうれしく、誇らしく思う。キャップに込められた想いをしっかり受け止め、地域を元気にする活動につなげたい」と語った。
また、企画を担当するまちづくり委員会の光井聡委員長は「遠く離れた宮古島の子どもたちが、津山のために動いてくれたことに深く感動している。地域を越えた絆が、まちづくりの原動力になる」と話す。
本事業は、ペットボトルキャップ約13万個を使って、津山城の巨大アートを完成させる市民参加型のまちづくり企画。終了後、使用済みキャップは寄付される。
当日の参加者を募集中で、津山JCの特設サイト(http://tsuyamajc.or.jp/2025/machidukuri0101/)から申し込みを受け付けている。

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