宮本武蔵をまつる神社で 稽古を共にした竹刀に感謝 「二天一流」の演武も/岡山・美作市

歴史・文化 炎を上げて燃える竹刀
炎を上げて燃える竹刀=2024年2月18日午前10時40分、武蔵神社で
         

 剣豪宮本武蔵をまつる武蔵神社=岡山県美作市宮本=で18日、稽古などで傷んだ竹刀に感謝し、お焚き上げをする祭が開かれた。

 武蔵神社奉賛会や子ども剣士ら、約30人が出席。神事の後、子ども剣士や千原一夫さんらによる「二天一流」の演武が行われ、境内の結界に置かれた竹刀の束に火入れ。激しく燃え上がり、集まった約300本が順に炎に包まれていった。平尾正倫会長(71)は「今年は子どもも、大人も演武をしていただくことができた。これからも感謝祭を続けていきたい」と話した。

 感謝祭は2016年から企画され、年に一度、二月の第三日曜日に開催。境内には、竹刀を納める箱が常時設置されている。

千原一夫さん(左)らによる「二天一流」の演武
千原一夫さん(左)らによる「二天一流」の演武
子ども剣士の演武
子ども剣士の演武
燃える竹刀
燃える竹刀


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