岡山県の要請を受け、津山市が能登半島地震で被災した富山県氷見市に派遣する職員3人の激励会が31日、津山市役所で開かれた。
派遣期間は2日から8日まで。罹災(りさい)証明書交付窓口業務を担う。
谷口圭三市長は「地震の発生から1カ月経つが、苦しい状況が続いている。被災者の気持ちに寄り添った支援をお願いしたい」と激励。総務部危機管理室の岡田健吾主任(41)は「被災した皆さんが一日も早く安心して暮らせる日を取り戻せるよう、市を代表して取り組みたい」と述べた。
氷見市は能登半島の付け根の東側に位置し、人口約4万1100人。今回の地震で23日現在、罹災(りさい)証明書の発行申請件数は4357件にのぼる。住屋被害は全壊16棟、半壊22棟、一部損壊は167棟。
県が1月21日から実施している対口支援の第3班(美作県民局と管内自治体、20人)として派遣。市第2陣は県派遣第6班として17日から23日にかけ同様の職員派遣を予定している。