”小さな命”とのふれあい 小学生がアマゴの稚魚放流 「元気に大きくなってほしい」/岡山・美作市

教育・保育・学校 後山川にアマゴの稚魚を放流する大原小の児童たち
後山川にアマゴの稚魚を放流する大原小の児童たち
         

 大原小学校=岡山県美作市=の1、2年生37人が12日、吉野川支流の後山川にアマゴの稚魚約1000匹を放流し、小さな命とふれあった。

 地域の自然や川魚に親しみ、郷土愛の醸成にもつなげようと旧東粟倉小の行事を受け継いで昨年から実施し、同市東青野地内の川辺に集合。

 稚魚は地元の日名倉養魚場で昨年12月にふ化した体長6センチ前後の当歳魚で、バケツに20~30匹ずつ入れて手渡された児童たちは、泳ぎまわる魚体をさわって「可愛い」「きれい」と興味津々の様子。しばらく観察した後、岸辺に並んで流れに放ち、早瀬に泳ぎ去る魚影を見送った。

 2年・岸元慎君(7)は「元気に大きくなってほしい。夏休みになったらお父さんと釣りに来てみたい」と話した。

放流されたアマゴの稚魚
放流されたアマゴの稚魚


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