「冬休み!!書初め宿題教室」(津山市都市整備公社主催)が4日、岡山県津山市勝部の津山勤労者総合福祉センターで開かれ、市内の小中学生11人が地域の講師に教わりながら取り組んだ。
日本の伝統行事にふれるほか、学校から出された習字の課題に励んだりして施設を有効的に活用してもらおうと昨年始めたところ、好評を呼び、今年も実施。同センターで週に2回、書道教室を開く西尾雙鶴さん=上河原=の指導を受けながら、子どもたちはのびのびと筆を運ばせて「青い地球」「あさ日」「お正月」といった字をしたためた。
さらに完成した作品を西尾さんに見せて、文字の大きさや字間のバランスなど、アドバイスを受けて再度挑戦する子どもたちの姿も見られた。
鶴山小6年の杉山めいさん(12)は「とても集中して取り組めた上、自分はあまり上手ではないのでうまく書けるようにアドバイスももらえ、参加して良かったと思う。きれいな字が書けるようにステップアップしたい」と話していた。