SDGs(持続可能な開発目標)とプラントベースフード(植物由来の食品)の出前授業が8日、勝加茂小学校(岡山県津山市中村)で開かれ、3年生16人が食品ロス削減などについて学んだ。
マルイと大塚食品が教育活動の一環で企画し、両社の担当者が講師を務めた。子どもたちは「健康や環境保護を考えて、牛乳の代わりに豆乳を飲む人が増えている」と説明を聞き、「畑のお肉」と呼ばれる大豆からできる食べ物・飲み物について学習。豆乳搾りに挑戦し、おからと豆乳ができる過程を観察しながら、プラントベースフードについて理解を深めた。
この後、「食品ロスを減らすためにできること」をテーマにグループワークを実施。子どもたちは「自分の食べられる量だけ皿に載せる」「好き嫌いせずに食べる」と発表していた。
出前授業は2022年から行っており、本年度は市内の小学校10校で順次実施する予定。