美作第一小学校=岡山県美作市湯郷=で8日、2年生と5年生78人が地域の人たちに教わりながら昔ながらの餅つきを体験した。
コロナ禍のため4年ぶりの実施で、湯郷地区社会福祉協議会の約30人が訪れた。もち米は、児童が学校近くの田んぼで田植えをし、9月に収穫したもので、きねと臼を使って代わる代わるついた。最初はぎこちない様子の子どもたちだったが、次第に慣れてくると、かけ声に合わせて軽快についていた。
つきたての餅は、食べやすい大きさに丸め、きな粉をたっぷりとつけて皆で味わった。
同校では「今後も米作りの学習を行い、地域の人たちと収穫の喜びや協力することの大切さを児童に伝えていきたい」としている。