岡山県久米郡久米南町の弓削小学校で25日、サクソフォンカルテット「モデトロ・サクソフォン・アンサンブル」を招いた地域交流プログラムが開かれ、子どもたちがプロの生演奏を楽しんだ。27日には町文化センター(同所)でコンサートがある。
3~6年生44人が参加した。メンバー4人は、4種類のサクソフォンで「ドレミの歌」を軽快に奏でながら登場。楽器紹介では「発明したサックスさんの名前が楽器名になっている」「金管楽器ではなく実は木管楽器です」と説明した。
指使いや息遣いの様子を間近で見たり、楽器を手に持ったりと興味津々の子どもたち。ベルノー作曲の「サクソフォン四重奏曲」などに耳を傾け、音楽を通して心豊かなひと時を過ごした。
6年生の佐々木統亮君と渡邉有紀さんは「違う音程を組み合わせて演奏するところがすごい」「サクソフォンにとても興味を持てた」と話した。
クラシック音楽を身近に感じてもらおうと、町教委と一般財団法人地域創造が町内4小中学校で開いた。
27日の同アンサンブルのコンサートは午後2時開演。一般1000円、中高生500円、小学生無料。メンバーは「キラキラの楽器と華やかな音楽を楽しんでほしい」とPRしている。
問い合わせは、町文化センター(TEL:086-728-4321)。