津山高専の留学生たちが27日、東小学校(岡山県津山市山北)を訪れ、出身国を紹介する授業を行うなどして交流を深めた。
マレーシア、タイ、インドネシア、クロアチア出身の4人と、5年生47人が参加した。留学生たちは母国のあいさつや文化、料理、景色などをスクリーンに映し出しながら日本語で説明。児童たちは「どんな伝統行事がありますか」「お菓子は何が好きですか」と興味津々で質問し、知識を深めていた。日本の昔遊びの福笑いとかるたを楽しんだ後、給食時間には一緒に昼食を食べた。
マレーシア出身のリズアン・スライマンさん(22)は「子どもたちはうれしそうに話を聞いてくれたし、日本の小学校の様子を見ることができて楽しかった」。木原唯斗君(11)も「外国の伝統行事を知ることができて勉強になった。楽しく交流できたし、マレーシアやタイに行ってみたい」と話していた。
津山市が昨年度始めた「留学生交流・サポート事業」の一環。津山国際交流の会と協働で実施している。