5月の実用英語技能検定で、大崎小学校3年・奥村遥大君(9)=岡山県津山市西吉田=が高校卒業程度レベルの2級に合格した。家庭では海外のユーチューブ動画を見るなど英語に親しんでいる。
奥村君は5月下旬に1次試験の筆記(85分)とリスニング(25分)を受け、7月中旬に2次試験の面接形式のスピーキングテストを受験。今回の試験から新たに加わった英文の要約、環境問題や伝記など一般知識を要する長文読解の難問も突破した。
対策として、自宅近くの英語と科学の教室「ザ・ジーニアス」で過去の筆記問題に取り組んだほか、外国人講師との面接形式のオンラインレッスンに取り組んだ。
2022年秋に準2級を受験し今回2級には初挑戦。「難しい問題もあったけど受かってうれしい。夢はゲームクリエイターとユーチューバー」とにっこり。
幼いころから海外のアニメを家で流し、岡山市で開かれる夏のイングリッシュイベントなどにも積極的に参加させていたという母親の久美子さん(42)は「グローバルが当たり前な時代、海外の人に日本の文化や自分の気持ちを伝えられる大人になってもらいたい」と話している。
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