岡山県久米郡美咲町の大垪和協働のまちづくり協議会の小規模多機能自治組織認定式が17日、大垪和西の大垪和老人憩いの家で開かれた。現在3団体が認定を受けている。
同町が進めている、旧村・旧小学校区単位の自治会で組織するまちづくり協議会をもとにした、住民が自ら課題を見つけ克服していくための地域運営組織。住民アンケートをもとに、地域の現状・課題を共有し、地域づくりの羅針盤となる「地域未来計画」を完成させた。
2023年の大垪和地区の人口は215世帯404人。5年計画で地域資源、防災・福祉、農地・農業、空き家の4部会で活動計画を定めた。
式には関係者ら約20人が出席。青野高陽町長が「地域の誇れる資源を生かし、共に持続可能な地域づくりを進めたい」と述べ、岡﨑章代表に認定証を授与。岡﨑代表は「人口減少、高齢化など諸課題があるなかで、皆で協力して乗り越え次世代にバトンタッチしたい」と述べた。