「歴史友好都市縁組」を結ぶ岡山県津山市と香川県土庄町のスポーツ少年団関係者の意見懇談会がこのほど、津山市の津山陸上競技場であり、地域における少年スポーツの課題について意見を交わした。
両市町のスポーツ少年団役員と行政職員20人が参加し、有本明彦市教育長や港育広町教育長らがあいさつ。団員の減少や指導者の高齢化といった共通する現状について話し合ったほか、地域の活性化に向けた三世代交流イベント開催などの取り組みについて報告した。
市スポーツ少年団の竹内靖人本部長は「子どもたちの交流を重ねながら、地域を支えていく力を一緒に作っていきたい」と強調した。
土庄町の関係者はこの日、複合種目型クラブの新林田スポーツ少年団や、津山郷土博物館の見学をした。
津山藩の領地だった土庄町とは、1985年に友好都市縁組を締結し、95年から交流会を行っている。