少林寺(岡山県津山市中北上)夜の境内を幻想的に彩るイルミネーション点灯

教育・保育・学校 石段に飾られた色とりどりのLEDライト
石段に飾られた色とりどりのLEDライト
         

 喬松小学校(岡山県津山市)の児童が地域の人たち一緒に作った「大井西のイルミネーション」の点灯が2022年12月13日、岡山県津山市中北上の少林寺(清涼晃輝住職)で始まった。色とりどりの明かりが夜の境内を幻想的に彩り、訪れた人を楽しませている。12月18日まで。
 石段には赤、青、黄、緑色に光るLEDライト約8100球と「蝋燭(ろうそく)の明かり花」と呼ばれる手作りランプが約150個並べられ、境内まで続く道を照らしている。今年は昨年より約2700個電球を増やし、より華やかに。また本堂やその周りでは、全児童(42人)のイラストや書が描かれた竹灯籠のほか、地元の同好会メンバーらが制作したクレイアート、ボトルアートなども展示している。点灯時間は午後6〜9時。
 イルミネーションは2年前、町の活性化につながればと当時の同校3年生(現5年生)と有志たちが始め、2021年度は「津山市景観賞」の景観活動部門賞を受賞した。
 昨年引っ越してきた同小5年生の双子の姉妹・原田萌愛さん(11)と愛菜さん(11)は「この取り組みを聞いた時、とてもすてきだと感心した」、「初めて見た時、きれいだったのを覚えている。今回はさらにすごい。多くの人に見てもらいたい」と笑顔で話していた。


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