来春卒業予定の高校3年生を対象にした求人説明会「高校生のためのジョブフェア」(津山公共職業安定所など主催)が18日、岡山県津山市の津山総合体育館で開かれ、参加した生徒たちは美作地域の事業者から話を聞き、就職活動の参考にした。
「津山・美作地域定住促進セミナー」として2000年に始まり、08年から同職業安定所管内の産業を学ぶことで地元への就職を促そうと高校生を対象にして毎年実施している。
この日は美作地域の13校約255人が参加。津山、美作、真庭市、勝央、美咲、奈義、久米南町にある59社のブースが並ぶ中、それぞれ興味のある企業ブースを訪ね、会社概要や業務内容などの説明を受け、熱心に質問していた。
勝間田高校園芸コースの末長聖那さん(17)は「企業それぞれの強みと特徴、社員みなさんの仕事にかける意気込みがわかった。これだけたくさんの企業の話を細やかに聞く機会は無いと思うので参加してよかった」と話していた。
津山公共職業安定所によると、6月末の時点で管内の高卒求人受理状況は、前年度比より0.5%増加して818人。
