山本精肉本店と美作グループ 「コロッケファンディング」コラボ企画

経済・産業 「コロッケファンディング」コラボ企画
         

 津山の高校生を応援しませんか―。岡山県津山市にある山本精肉本店(山下)と美作グループ(本社・昭和町)は、高校生にコロッケをおなかいっぱい食べてもらうコラボ企画「コロッケファンディング」を実施中。2カ月間に店内の揚げ物5000個の販売を達成すると、高校生を対象に7月から2カ月間、看板商品の″牛肉コロッケ″を通常110円のところ60円で提供する。
 揚げ物全てが対象(揚げる前の商品は対象外)で、いま人気のメンチカツやそずりコロッケ、ベーコンコロッケのほか、梅しそ巻、じゃがチーズ巻などバラエティー豊かな約20種類がある。5月1日からスタートし、17日現在で1574個を売り上げている。
 同店の揚げたてコロッケは″ヤマセイのコロッケ″の愛称で20数年来、津山の高校生たちの間で親しまれている。津山駅と学校のちょうど中間点に位置することもあり、揚げたて販売のサービスを始めた当初から人気を呼び、おなかを減らした高校生たちの心強い味方であり続けてきた。
 このコロッケの大ファンだという、美作マツダ自動車などを運営する美作グループの川嶋健文代表(51)が、「津山を元気にしたい」と同店の山本栄作社長(46)に今回の企画を持ちかけた。
 「若者の元気が地元の活気。おいしいコロッケをたくさん食べて、高校生を応援しましょう」と川嶋さん。山本さんは「2世代のお客さんも多く、いつまでも思い出の場所であり続けたい。コロナに負けないよう、津山を盛り上げていきたい」と話している。
 問い合わせは、山本精肉本店(☎223344)。
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山本社長(左)と川嶋代表


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